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緊急の時、子供を預ける施設

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病院での治療や入院、冠婚葬祭、急な仕事、引越しなどで、どうしても子供を預ってほしいという時もあるでしょう。
そんな時に、サポートしてくれるサービスや施設を知っていれば、緊急の時も慌てずに利用して、子供を安心して預けることができるでしょう。
そのような困ったママを支援している施設はいくつかありますが、その中から「ファミリーサポートセンター」、「トワイライトステイ」、「ショートステイ」について紹介します。

 「ファミリーサポートセンター」

ファミリーサポートセンターは、子育てを安心してできるように、育児のサポートを受けたい人(依頼会員)と、育児のお手伝いをしたい人(提供会員)が、地域でネットワークを作って助け合っています。

ファミリーサポートセンター事業は、厚生労働省による国の補助事業として、平成6年度からスタートしました。
その後、全国展開され、年々センターの数は増加しています。
現在では、育児サポートの対象となるのは、子どものいるすべての家庭にまで広がっています。 また、ファミリーサポートセンターの設立や運営は、それぞれの市区町村が行っています。

市区町村それぞれのファミリーサポートセンターの拠点となっているのは「女性労働協会」で、ファミリーサポートセンターがスムーズに運営できるように支援しています。

サポートを受けたい方、サポートを行いたい方は、ファミリーサポートセンターに申し込むことで、「依頼会員」と「提供会員」となります。
例えば、依頼会員とは、「残業が続いて、保育園のお迎えに間に合わないかもしれない」「つわりがひどくて保育園に連れて行けない」「習い事に行きたいけど、子供を預けるところがない」などの悩みを抱えた方です。
一方、提供会員とは、「自分の子供は成長して時間ができたから、その時間を有効に使いたい」「困っている人を助けたい」「自分にできることを生かしたい」という方です。

どちらの会員になるにも、特別な資格などを取得する必要はありません。
また、依頼会員としてサポートを受ける側にも、提供会員としてサポートする側にも、どちらの会員になることも可能です。
会員が安心して育児の相互援助を進められるように、ファミリーサポートセンターでは会員に対して育児に関する知識や技術を身に付ける研修会を行っています。

ファミリーサポートセンターでは、次のような育児のサポートを行っています。

・保育施設の送迎を行う。

・保育施設が開始される前と終了後に子供を預かる。

・学校の終了後や学童終了後に子供を預かる。

・学校の夏休みなどの長期休暇中に子供を預かる。

・保護者の病気、急用、冠婚葬祭の際に子供を預かる。

・兄弟姉妹の学校行事のため子供を預かる。

・買い物など外出するため子供を預かる。

自治体によって、活動内容は異なるので、お住まいの市区町村のファミリーサポートセンターに確認してください。

基本的流れ

子育てをサポートしてほしい保護者(依頼会員)が、ファミリーサポートセンターを利用する際の基本的な流れは次の通りです。

1、ファミリーサポートセンターを利用するには、事前登録が必要です。
事前登録では、預ける子供の人数や氏名、年齢などの情報や、どんなことをサポートしてほしいかを登録します。

2、登録されると、条件に合った提供会員をサポートセンターが探します。

3、ファミリーサポートセンターから紹介された提供会員と依頼会員が顔合わせします。
援助してほしい日時やどんな援助を受けたいかなどを打ち合わせします。
また、子供の性格や病気、アレルギーなど、子供に関する注意点も確認します。

4、申し込んだ日時に援助活動をします。

5、援助活動が終了したら、提供会員に報酬を支払います。

2回目以降の利用は、依頼会員が提供会員に直接約束を取ることもあります。

メリットとデメリット

ファミリーサポートセンターは育児に困っている方の、サポートをしていますが、具体的には、次のようなメリットがあります。

・自治体によって多少差がありますが、利用料が1時間700円~800円前後なので、民間のサービスや施設よりも安く利用できることがほとんどです。

・提供会員の都合によっては、早朝、夜間、休日という通常保育や一時預かりができない時間帯も、利用することができます。

・信頼できる提供会員に出会うことができて、何度かサポートしてもらい、顔なじみになれば、預ける親も子供も安心して利用できるようになります。

・登録する時に、保険に必ず加入する必要があるので、万が一のケガや事故などのアクシデントに備えることができます。

・提供会員に子供や孫がいて、預かり中に一緒に遊んでくれることもあります。
その子供と友達になることもあるでしょう。

ファミリーサポートセンターの利用で、デメリットとなることもあるので確認しておいてください。

・サポートを受けたい時に、提供会員と都合が合わないこともあります。
その場合は、他の提供会員を探したり、民間サービスや施設を利用しないといけません。

・提供会員は講習を受けていますが、あくまでボランティアなので、育児の専門家ではありません。そのため、提供会員の育児スキルに問題があったり、相性が合わなかったりした場合は、満足のいくサポートが受けられない可能性もあります。

夜間、子供を預けられる「トワイライト・ステイ」

「残業で帰りが遅くなってしまう」「お通夜に参列することになった」など、急な用事で夜に外出しないといけなくなった時、ママは子供を預ける場所に悩むと思います。
パパにもおじいちゃん・おばあちゃんにも預けることができない場合は、自治体が行っているサービスを利用してみると良いでしょう。ここでは、「トワイライトステイ」について紹介します。

トワイライトステイとは、保護者が夜間に不在になる時に、子供を一時的に預けることができるサービスで、子育て短期支援事業の一環として実施されています。
自治体によって利用条件は異なりますが、東京都葛飾区を例に挙げると、対象の子供は区内在住の2歳~15歳以下となっています。
年末年始を除いた毎日15時~22時まで利用することができます。
利用料金は、子供1人あたり1日2,000円で利用できますが、ひと月に7日までという利用制限があります。

預かり先や利用の仕方は、自治体によって異なりますが、保育園や児童養護施設などが使われるようです。
利用の仕方は、事前登録や面談が必要なところ、インターネットで空き状況を確認できるところなど、さまざまなサービスがあります。

トワイライトステイを利用するメリットは、次の通りです。

・夜間に外出する必要が出た時に、子供を預けられることです。
小学生以上も対象としているところが多いので、夜遅い時間に、子供だけにさせて寂しい想いや怖い想いをさせずに済みます。

・自治体や、自治体の要請により委託された民間非営利団体(NPO)が運営しているので、利用料金が、安めですし、安心して利用できると思います。

・事前に外せない用事があるとわかっている場合は、早めに予約することで利用しやすくなります。

このように忙しいママには便利なサービスですが、デメリットもあるので利用する前に十分に確認してください。

・施設が家の近くにないこともあります。
送迎サービスを希望すると、保育園や学校から預かり先まで送迎してくれる自治体もありますが、家からの送迎は行っていないところが多いようです。
その場合、保護者は子供を施設まで連れて行かないといけないので、利用しづらい場合もあります。

・事前登録制の場合、定員がいっぱいで利用できないこともあります。

・親から離れて慣れない環境で過ごす子供にとっては、ストレスを感じることもあります。
また、他の子供とトラブルを起こすこともあります。

トワイライトステイを利用する場合は、子供にしっかり説明して納得してもらうことが大切です。
また、スムーズに預けられるように、自治体が行っているトワイライトステイの利用方法を確認し、できるだけ子供と離れる時間が少なくなるようにしましょう。

宿泊を伴う預かりも可能な「ショートステイ」

「ショートステイ」とは、厚生労働省の指示により、市区町村が主体となって行っている子育て支援サービスの1つです。
一定条件を満たせば、最大7日間、子供を保育施設や児童養護施設などに、短期間の宿泊で預けることができます。

ショートステイの特徴は、保護者が病気や冠婚葬祭、仕事の出張などで、子育てが一時的にできなくなった場合や、育児疲れによって体力的にも精神的にも大きな負担がかかり、悩んでいる場合にも、子供を預けることができるサービスです。

利用料が必要ですが、生活保護世帯や世帯の所得によっては減額されることもあります。
申込方法や料金、対象者などは自治体によって異なるので、お住まいの市区町村のホームページや、子育てや福祉に関する相談窓口などで確認してください。

ここからは、東京都足立区を例として取り上げます。

足立区では、保護者が病気や出産などで子供の養育が一時的にできなくなり、宿泊を伴う預かりが必要になった場合に、児童養護施設や養育を協力する地域の家庭宅で、子供の預かりと養育を行っています。
対象の子供は、足立区に居住する、1歳6ヶ月~12歳(小学生)です。

利用要件は、以下のいずれかの状況に当てはまり、他の養育方法がない場合です。

・病気や出産などで入院や療養の必要がある場合。

・家族の疾病などで介護に従事する必要がある場合。

・事故や災害に遭った場合。

・仕事の出張や冠婚葬祭に参加する場合。

・育児に対して疲れや不安を感じ、育児の負担を軽減する必要がある場合。

足立区では、児童養護施設に預ける「施設型」と、区内外の登録養育協力家庭に預ける「在宅型」があり、定員は施設型が1日7名まで、在宅型は、一養育協力家庭につき、1名となっています。

子供1人につき1泊の利用料金は、生活保護世帯は1,000円、ひとり親家庭で、児童育成手当を受給している住民税非課税世帯も1,000円で、その他の世帯は3,000円です。
また、施設型も在宅型も利用料金は同じです。

申込方法は、次の通りです。

1、こども家庭支援課に電話して、利用したい理由を伝え、要件に該当するか確認してください。

2、施設などの空き状況を確認して、仮予約をします。

3、利用予定の3日前までに、こども家庭支援課に利用申請書と児童表を提出してください。

4、在宅型を利用する場合は、事前に養育協力家庭で面談を行う必要があります。
施設型の場合も、事前に施設に行く場合もあります。

東京都足立区のショートステイの利用方法を紹介しました。
各自治体によって、異なる点があると思うので、利用を検討している方は、お住まいの市区町村に確認してください。

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