秋痩せのための食材とセロトニン

秋になり、涼しくなったことで外出が多くなり、動いた分お腹が減ってしまうので、ついついご飯を食べ過ぎてしまった…。
なんて経験を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
スーパーなどに買い物に行くと、きのこ類やさんま、栗やさつまいもなどの秋の食材がたくさん販売されています。新米が出始めると、白米が美味しく感じますね
でも「食欲の秋」だからこそ、ダイエットをしたい!そんな思いをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
目次
どうして秋は太りやすいの?

秋に旬な食材には内臓機能を正常に戻し、痩せやすいカラダへと導いてくれる食材が多いのです。
また、なるべく体形を維持したい時には、食事の食べ方で肥満を防げると良く言われています。
食事の食べ方

食事の際、まずは野菜や海藻などの低カロリーでビタミンやミネラルが多く含まれている食材を食べましょう。
そうすることで、満腹感を得ることができ、食べすぎを抑制できます。
さらに嬉しいことに、野菜や海藻類は血糖値の急上昇を抑える効果があるため、糖質や脂質をとっても脂肪として蓄えにくくなります。昆布やひじき、わかめなどの海藻には、不溶性食物繊維である「セルロース」と水溶性食物繊維の「アルギン酸」、「フコイダン」などが含まれています。アルギン酸は厚生労働省許可の特定保健用食品に指定されており、血圧や血中のコレステロールを正常に保つサポートやお腹の調子を整えてくれます。
食欲を抑える「セロトニン」で脳に勘違いをさせよう
食欲には精神の安定化を保つ物質である「セロトニン」が関係していると言われています。
秋は夏と違って日も短くなりますよね。
「セロトニン」は、日光に当たった時間によって分泌量が異なります。

そのため、夏よりも日照時間が減る秋は、食欲を増進させて睡眠をしっかり摂ることで精神のバランスを保っているのです。
「セロトニン」を増やすには日光に当たることと、それ以外に乳製品・糖質・肉類を摂取し、よく睡眠をとることが大切です。セロトニンを多く分泌し、食欲を抑えてダイエットに取り組みましょう。
秋のダイエットにおすすめの食材
・きのこ類(えのき/エリンギ/椎茸/まいたけ)

きのこ類には食物繊維がたくさん含まれているので、腸を掃除し、便秘の解消効果があるので、ダイエットにも適しています。
・さんま

さんまは漢字で秋刀魚と秋という文字が入っていることもあり、秋が旬ですよね。さんまに含まれているオメガ3脂肪酸は、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)などと呼ばれ良質な脂肪だと言われています。
その効果として血液中の中性脂肪値を減らす効果があり、ダイエットに期待できます。
また、カラダに余分な贅肉を付けにくくする抑制効果もあるので、さんまはダイエットをサポートしてくれる食材です。
・鮭

魚には良質な脂質やたんぱく質がたくさん含まれています。
たんぱく質は、美肌や筋肉の強化を手助けする役割があり、脂質は消化・吸収のはたらきを高めます。
・ビタミンA(β‐カロテン)が豊富の「チンゲン菜」

秋が旬の野菜には、チンゲン菜も挙げられます。
チンゲン菜にはビタミンA(β‐カロテン)、カルシウムが豊富で、ビタミンB群・C、鉄、カリウムも多く含まれています。
β‐カロテンには免疫力アップや視力の維持、美肌効果があると言われており、身体に嬉しい栄養素がたっぷり。
また、βカロテンとビタミンCは一緒に摂ると相乗効果が期待できますので、チンゲン菜はその2つを同時に摂れる野菜です。チンゲン菜は葉が生き生きしており、みずみずしいもので茎が短くて太いものが良質とされていますよ。
・いんげん

いんげん豆にはタンパク質とビタミンB1、ビタミンB2、葉酸やカリウム、カルシウムが多く含まれています。
いんげん豆の100gあたりのエネルギー量は、ゆでた場合は、143kcalです。
さやいんげんは、100gあたりわずか23kcalなのでダイエットにもピッタリですね。
・リンゴやブドウなどのフルーツ

フルーツには食物繊維や水分が豊富なため、食事での満足感を高めます。
また、ビタミンやミネラルも多く含まれているため、代謝アップも期待できます。
まとめ
いかがでしたか?
秋が旬の食材には内臓機能を正常に戻し、痩せやすいカラダへと導いてくれる食材がたくさん。
きのこの食物繊維、ひじきやワカメなどの海藻類や、さんまなどの魚に含まれる良質の油をしっかり摂取して、内臓機能を正常に戻しましょう!