自家発電機と使い方、災害に逆襲する方法!

日本国内で頻繁に災害が発生するようになり、家庭用自家発電機が注目されるようになりました。千葉県での大規模で長期間の停電があったのは記憶に新しいところです。そこで家庭用自家発電機について調べてみました。
目次
家庭用自家発電機とはどんなモノか?
通常の災害であれば、1日から長くても数日で停電は復旧したはずでずが、千葉県での停電は電柱や鉄塔が広範囲にわたって損傷したために、その復旧に非常に時間がかかりました。そして電気のない生活がどれだけ不便なものかを痛感させられました。私達は少なくとも災害時の非常用電源の準備に目配せしておかなければなりません。
自家発電機を見たことがないという人は、夏祭りなどの夜店でたこ焼き屋の横でうなっている機械を思い出してください。あれが自家発電機です。
もっとも身近なものとしては、屋外でのキャンプで使用するための自家発電機がありますが、あれは家族の使用を想定して造られたものです。
ただ、出力は小さいですから、自分の家の家電の中でどれに使えるかを知っておくことも大切でしょう。
仕組みと注意点
自家発電機は、ガソリンや灯油を使ってモーターを回して電気を作る仕組みです。
つまり、自動車のエンジンと同じ仕組みです。機械の知識がない人にはちょっとレベルが高いですから、誤った操作で怪我をしたり引火したりすることがないように注意しましょう。
家庭用に販売されている商品は、屋外でのキャンプなどを想定したもので、ちょっとした家電品であれば使えます。大電力が必要な焼き肉用のホットプレートは使えない場合もありますから、購入前に確認が必要でしょう。
①自家発電機の性能では定格出力の数字を確認します。
定格電力とは同時に使用できる電気の量と考えればいいのですが、一つの家庭内の家電全部を賄うことはできないと考えてください。
出力が1kVAなどと記載されていますから、100で割って10A・100Vの電気を流すことができると思えばいいでしょう。
屋外でキャンプをする時に電気コンロを使うなら10Aで足りるでしょうか。
大きな熱を作ろうとすると、それだけ電気が必要となります。
②連続運転時間は控えた方が良いようです。
ガソリンさえあれば1日中動かせると思っている人がいますが、連続運転していると、発電機が熱をもち、最後にはモーターが焼けてしまいます。
必要な時だけ起動させるような使い方を考慮しましょう。
③自家発電機とバッテリーを組み合わせたタイプ。
発電機で充電してしばらくの間は使えます。バッテリを内蔵している場合は、一般家庭のコンセントや車のシガライター、自家発電機から充電することができます。
災害時に使うためには日ごろから充電しておくことが必要になります。
④自家発電機もバッテリーもかなりの重量となります。
家庭の主婦や高齢者が使うことは難しいと考えておかなければなりません。そのため、移動を容易にするために、タイヤが付いたタイプも販売されています。
⑤騒音
また、注意しておきたいのは音が意外とうるさい点です。
もちろん、使用するのが災害時であれば、多少の音がしても我慢してもらえるでしょう。
⑥太陽光を利用した発電機
自家発電機で注目したいのは太陽光パネルを使用して発電する製品です。もっとも、太陽光が作り出す電機の量は少ないですから、スマートフォンの充電程度と考えておきましょう。
それでも災害時には非常に役立つはずです。
騒音はまったくありませんが、出力は限定的で、天候に左右される点が一番ネックとなるでしょう。
3.お勧めの機種
①まずお勧めしたいのは、インバーター式の2WAY自家発電機です。
つまり、家庭用を想定し、ガソリンとカセットボンベの二つの方法で発電できます。ガソリンは危ないと言う奥様や子供さんなら、カセットボンベの方を使用できます。家庭用となると出力が不足するのではないかと心配する人もいますが、1kVAの安定した出力が得られますから、ホットプレートを使用するのも問題ありません。 重さも15kgですし、持ち運びには便利な取手が付いていますから、男性なら片手で女性でも一人で持ち上げることができます。スタイルもそこそこスマートにデザインされていますから、家族でキャンプをするのに持っていきたい自家用発電機です。 出力はACとDCの両方が準備されていて、スマートフォンの充電とアウトドアでバーベキューを楽しむことができるでしょう。 「ホンダ 発電機 ガスパワー発電機 エネポ enepo EU9IGB JN 」が良いかもしれません。 ただ、これらの製品の騒音が気になる方は次の製品をお勧めします。 太陽光が当たるだけで半永久的に使用できる自家発電機です。 注意しなければならないのは、日照時間によって発電量が変わる点です。 そのためにバッテリーを内蔵していますがその分重くなります。しかし非常時用としては有効な発電機と言えるでしょう。 災害のニュースを見ていると、電気がない生活の不便さがわかってきます。でも日頃は電気のことを考えない生活ですから、自分自身のこととして考えることは難しいでしょう。 でも、いざという時になってあわててしまわないように、自家発電機を購入したら、その使い方に慣れておいて災害時に対応できるように準備した方が良いでしょう。そのためにも、年に一度くらいキャンプに出かけることも一計かもしれません。 また、自家発電機を使用中はモーターが回転していますから、製品寿命はあまり長くありません。数年後には買い替えることを考えた選び方でいいでしょう。 ②カセットボンベだけで使いやすい自家発電機
③太陽光パネルを使用した発電機です。
4.まとめ
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