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2020 おすすめ漫画 「七つ屋 志のぶの宝石匣」

Yujiro
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コロナウイルスで自宅待機を余儀なくされていることと思いますが、これを機会にこれまで漫画にあまり興味を持っていなかったという人もぜひお気に入りの一作を見つけてほしいですね。

いくつかご紹介させていただきますが、今回は「七つ屋 志のぶの宝石匣」
この作品のの作者は二ノ宮知子、聞き覚えのある人も少なくないでしょう。
大人気となった「のだめカンタービレ」の作者です。のだめカンタービレは音大を舞台とした物語でしたが、今回は全く関係ない質屋が舞台となっています。
七つ屋とは質屋の隠語です。質屋を舞台にしているというところを聞けば質屋にやってくるいろいろな人の人生を描いた物語なのかと想像してしまいますが、その部分は確かにあるもののそれだけではないストーリー展開となっています。

主人公となる志のぶは質屋の娘、といっても高校生。志のぶには人にはない不思議な力があり、それが、宝石に込められていく感情を感じ取ることができる力です。
宝石を一目見ただけで、その宝石が良いものなのか、あまりなものなのかを見ることができますが、それは宝石本来の価値とは別のもの、どんなに素晴らしい宝石であってもそこには何かしら暗い感情がこもっていたり、宝石としての価値はそれほどではなくても、とても明るい感情がこもっている素敵な宝石であったりと、見た目だけの価値では判断することができない物を見ることができるのが志のぶです。

志のぶには婚約者がおり、こちらは宝石店に勤めていますが、その過去は複雑なもの、その過去を追い求めている婚約者とのドタバタな関係も面白いのですが、一見全く性格の違う二人がお互いに必要な二人であり、二人の力を合わせることで婚約者の過去に近づくことができる。
そもそもなぜ婚約者となったのか。隠された過去を追いながら質屋での日常が繰り広げられていきます。

話しの中では、質屋のやり取りというだけでなく宝石についても詳しく語られており、ついつい「へえ~」とうなずきたくなってしまうところも魅力の1つ。
同じ宝石であってもよくみるとちょっとした違いが大きな違いになっていたり、その宝石の歴史など知らないことの多い部分が話しにのってきます。難しい説明ではなくわかりやすく入りやすい語りといった感じがまた、物語を邪魔することなく宝石について深く知ることができるでしょう。
宝石を見る目もこの物語を読んだ後では、また違った目線で見ることができるのかもしれません。

前作ののだめカンタービレは音大が舞台、今回の作品では質屋が舞台、全く違った世界を細かく描いているのですから作者の知識にも感動してしまいます。
読みやすく、どんどん深くなっていく婚約者の過去にいろいろな人がかかわってくる、いったい彼の過去には何があるのかついひきつけられてしまいます。

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